...応揚(おうやう)にふくれた胴の半分ばかりが...
芥川龍之介 「酒虫」
...胴の間で着物を脱がして...
泉鏡花 「歌行燈」
...宇宙艇の巨体は、まもなく、胴のまん中から、ぱくりと二つにわれた...
海野十三 「火星兵団」
...缶の胴に印刷されてある文字をひろい読んでみると...
海野十三 「太平洋魔城」
...胴体からはなれて...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...僕は苦心して胴と兩脚をヱビのやうに折り曲げた...
田畑修一郎 「南方」
...私は船について全く知識がないから判斷のしやうもないが、これらの外國船はいちやうに三本マスト、或は四本マストの、扇をひらいたやうな恰好で、ズングリと、胴のふかい、紅だか青だかで彩つた船である...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...まっ黒な一重(ひとえ)の短い胴着(どうぎ)の裾(すそ)から...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...その背※の最も張った所が胴体になり...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...めいめい胴間声(どうまごえ)を出して何か唄(うた)い始めた...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...見よやわが十指は晶結し背にくりいむは瀧とながるるごとししきりに掌をもつて金屬の女を研ぎ胴體をもつてちひさなる十字を追へば樹木はいつさいに轉し都は左にはげしく傾倒す...
萩原朔太郎 「受難日」
...ずんぐりとした胴まはりが不細工に見える...
林芙美子 「あひびき」
...胴(どう)よりは足(あし)の長(なが)い女(をんな)とおぼゆると言(い)ふ...
一葉女史 「ゆく雲」
...胴体は黄(きい)...
宮原晃一郎 「虹猫の話」
...どうせ直(すぐ)に首と胴とは離れるのだが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...手足の先からはじめて胴...
山本周五郎 「新潮記」
...やがてまた胴衣(チョッキ)の内側から一つの白い封筒を探り出して...
夢野久作 「少女地獄」
...虎五郎の胴巻をほどいてみると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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