「背伸」の意味
自分の能力以上のことをしようとする行為
「背伸」の例文(場面別)
- ビジネス彼は背伸びをしてプロジェクトリーダーを引き受けたが、経験不足が露呈した。
- 教育生徒たちに背伸びをさせすぎると、ストレスや自信喪失を招くことがある。
- 日常会話彼女は背伸びをして高級ブランドのバッグを買ったが、すぐに後悔した。
小説での「背伸」の使い方
...インスタントラーメンのために背伸びをして肩を窄めた学生たち...
...斜めに傾斜した分割鏡を使って、自分が背伸びした時の姿勢をチェックすることができる...
...爪さきで背伸びをするようにして...
モオパッサン 秋田滋訳 「寡婦」
...程近い飛鳥神社の木立は、まばらに透いて見え、背伸びをすると、耳無し山が寒さにかじけたやうに背を圓めて、つつ伏してゐるのがついそこに見られる...
薄田泣菫 「飛鳥寺」
...私も背伸びしては...
太宰治 「女生徒」
...すぐ背伸びして遠くの港を見る)船が入港(はい)って来た...
林不忘 「安重根」
...海岸の散歩街(プロムナアド)では巨人の椰子(やし)があふりかのほうへ背伸びをしながら行列していた...
谷譲次 「踊る地平線」
...思うさま背伸をしてみても...
豊島与志雄 「月かげ」
...」中村はゆっくり背伸びをしてから起き上った...
豊島与志雄 「変な男」
...縁側(えんがは)に昇つて背伸して見ろ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いくら背伸したって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...伝兵衛が背伸びをしながら...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...背伸びしたって飛び上ったって...
久生十蘭 「魔都」
...鞍ごしに背伸びして屹と向うを見渡すと...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...さう云ふ具合にである)向うの町角の方が急に騷がしくなるなんだか人が大勢集つてゐる私は見上げてゐた木の傍を離れてそつちの方へ何時の間にか歩き出してゐる何か珍らしい行列が向うの町から徐(しづ)かにやつて來るらしいあんまり皆が夢中になつて見てゐるので私も人々のうしろから背伸びをして見てゐるとうとうその行列が近づいて來たやうだ象だ! 象だ! 象だ! 大きな象がたつたひとりで...
堀辰雄 「鳥料理」
...あくびをして背伸びしている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...背伸でもするやうに 羽搏して...
水野仙子 「白い雌鷄の行方」
...おひさは背伸びをして...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...人の見るところではいつも背伸びをしていた...
山本周五郎 「季節のない街」
...あ――来たらしいぞ!」「え?」と、二人も慌てて、狐格子の前に立ち、背伸びをして、真っ暗な彼方(あなた)を眺めると、また降りこぼれて来た雨の中を、五ツの傘が連れ立って来る影と、ぽっちり見えた朱(あか)文字の小提灯...
吉川英治 「剣難女難」
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