...無限の黒い胃嚢が平気でそれらを呑み込んでしまった...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...胃が強くなる薬をたまに摂っている...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...胃腸だの気管支だのと言うものだ...
大杉栄 「獄中消息」
...ほんとうに胃が悪くなつたやうに唾を吐いた...
薄田泣菫 「茶話」
...胃陽を強くするばかりでなく...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...先日から麦飯――米麦半々――にしたので腹工合が至極よろしい、ルンペンだつたために、胃袋が大きく、それを満たさないと気がすまないやうになつてゐるから、そして運動不足で、しかも運動らしい運動は出来ない肉体になつてしまつた私には、麦飯こそ適応してゐる、この意味でまた、南無麦飯菩薩である...
種田山頭火 「其中日記」
...O―先生はあんなに若くて胃癌で斃れてしまつた...
徳田秋聲 「和解」
...その毛がどうかして胃袋のなかに停滞することがある...
豊島与志雄 「文学以前」
...胃袋の毛を吐き出してしまうのである...
豊島与志雄 「文学以前」
...一つの胃袋を持っている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...胃が悪いと手脚が冷えて困るので...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...その上日記の上で胃病をこんなに心配している癖に...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あのカーライルは胃弱だったぜ」とあたかもカーライルが胃弱だから自分の胃弱も名誉であると云ったような...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...何よりもかによりも私の胃の腑(ふ)は何か固形物を欲しがっているのだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...胃袋は鏡のようにおもえる...
原民喜 「夢と人生」
...支那料理の原則に秋は辛味を主とすというのも夏の炎暑で胃腸が弛(ゆる)んでいるからそれを刺撃させるためでしょう...
村井弦斎 「食道楽」
...僕は学校にいた時分から校中第一の健啖家(けんたんか)と称せられて自分も大食を自慢にした位(くらい)ですから僕の胃腸は随分骨が折れましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...お蔭で胃が少し良くなりましたが...
横光利一 「旅愁」
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