...まるでレヴュー・ガールのように四肢をふってうごいてみせた...
海野十三 「千年後の世界」
...一つは起(た)って前肢(まえあし)を挙げている(これは葉茶屋の方のです)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...おやおやと思うまもなく胸に四肢に...
太宰治 「皮膚と心」
...優美(エレガント)な肢体(したい)を艶(つや)やかに光らせているのをみたときは...
田中英光 「オリンポスの果実」
...いつの間にこんなに自由自在に四肢を扱う技術に練達したのであろうか...
谷崎潤一郎 「鍵」
...菩薩ノ顔ト胴ト四肢トヲソレトナク彼女ノソレラニ似ルヨウニ畫カセル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...かわいらしい子ねずみが四肢(しし)を伸ばして...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...彼の四肢(し)と頭脳とをねじ曲げるそれらの欲望は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ああ狼のきたるによりわれはいたく怖れかなしむわれはわれの肉身の裂かれ鋼鐵(はがね)となる薄暮をおそるきけ淺草寺(せんさうじ)の鐘いんいんと鳴りやまずそぞろにわれは畜生の肢體をおそる怖れつねにかくるるによりなんぴとも素足をみずされば都にわれの過ぎ來し方を知らずかくしもおとろへしけふの姿にも狼は飢ゑ牙をとぎて來れるなり...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...後肢で立つて小枝をピシツと折つてみたりする...
橋本多佳子 「椎の実」
...四肢を拡げて机の上にものうげに寝そべっている...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...美しい肢態をもった私の愛人は...
久生十蘭 「海豹島」
...後肢(あとあし)で首のうしろのところを掻いたりしている...
久生十蘭 「蝶の絵」
...全く四肢で行(ある)き万事獣と異(かわ)らず...
南方熊楠 「十二支考」
...意識は完全にありながら寒さのために四肢の自由を失ったり全身の硬直したものが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...前肢で激しく地面を叩いた...
山本周五郎 「風流太平記」
...後肢で立つて棒のようになつた前肢で打つて氷を割つた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...これもその一肢体でしかない...
吉川英治 「三国志」
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