...ああ*われ敵の心肝を噛み取ることを得ましかば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...肝腎(かんじん)の香が薄(うす)い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...肝心な重爆撃機のエンジンの故障一つ直すことの出来ない哲学に相違ない*...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...善導和尚が浄土宗をたてた肝腎が書き記してある...
中里介山 「法然行伝」
...このようにして緑色物質および酸っぱい味のする薬品は主な構成分である「木」が理由なので主として肝臓に影響すると考えられる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...肝心のアユそのものには...
野村胡堂 「胡堂百話」
...肝心の金次郎が此袷を着てゐなかつたといふのは重大なことですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...喜八郎に下手人の疑いを被せる積りだったのさ」「へェ?」「ところが肝甚の喜八郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...結局、順一の肝煎で、田舎へ一軒、家を貸りることが出来た...
原民喜 「壊滅の序曲」
...人間は切りあげが肝腎...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...体に感じた肝腎要めの揺れ方がどうも今はっきり記憶していない...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...江戸っ子はあきらめが肝腎だ...
正岡容 「寄席」
...幾らか気色を直し肝癪(かんしゃく)を和(やわら)ぐる媒(なかだち)となり...
森鴎外 「そめちがへ」
...いつ辻村さんが歸るか聞いて見るのが肝心だといふので...
森林太郎 「身上話」
...我々の脳髄・肺臓・肝臓・の中がのぞける「子宮鏡」を全く持たないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なかなか肝腎(かんじん)な答えには...
吉川英治 「大岡越前」
...何事ニマレ信長ノ申シ次第ニ覚悟肝要(カンエウ)ニ候...
吉川英治 「新書太閤記」
...以テ侫吏(ネイリ)ノ肝胆(カンタン)ニ一颯(サツ)ノ腥風(セイフウ)ヲ与エントスル者ナリ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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