...主人の隠居は聾(つんぼ)だから...
芥川龍之介 「路上」
...お前たちを聾にする位の強い音を立てゝ廻転するのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...七歳のときから聾だった人もやはり治ったりした実例を...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...(残念な事には雪舟は不折氏のやうな聾(つんぼ)では無かつた)自宅(うち)を雲谷寺のやうな山寺と思つてゐる不折氏は...
薄田泣菫 「茶話」
...これは盲目で聾だ...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...これを聾(ろう)せしめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...夫は耳が聾したように茫然としていた...
中島敦 「南島譚」
...しかし爺さんは金聾(かなつんぼ)だったので何も聞えなかった...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...「糞爺(くそじじ)いの金聾」と節(ふし)をつけていって...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...そこに乗っているのは長年見馴(みな)れたあの金聾(かなつんぼ)の爺(じい)さんではなく...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...恐ろしい金聾(つんぼ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...耳を聾(ろう)するばかりの轟々(ごうごう)たるエンジンの地響を打たせ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...聾者(ろうしゃ)に劣る...
福沢諭吉 「学校の説」
...東京からあそびに来てゐる若い友達のRと、文学と人生のはなしに耽つてゐると、飛行機の爆音が、屋根裏にとゞろいて、耳を聾し、はなし声を消して、ふたりは黙劇(パントマイム)の人物のやうに、眼を視合せたり、上眼をつかつたりするだけだつた...
牧野信一 「岬の春霞」
...聾者に向って悪口をいい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...耳も聾(ろう)するばかりだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...聾(つんぼ)にでもいうように怒鳴(どな)る――「またおいで...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...半聾(つんぼ)のベロオ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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