...一九 博聞強記、聰明横也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...僕の「聰明」によつて驅逐される事が出來るほどの手輕なものらしく見える...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...さうしてこの二つの事は共に僕の「聰明」を以つては如何んともするを得ざる人格の病ひである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
......
武田祐吉 「古事記」
...メーリオネースは弓と劔また胡(やなぐひ)を聰明の 260オヂュシュウスに備へしめ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神の徴(しるし)を聰明の心の中によく悟り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...聰明なる山本男は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...聰明自ら恃むの政治家を鑄造したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...だから聰明な若い者には觀破され易い...
長塚節 「記憶のまゝ」
...濟まない濟まないと言つてゐましたが」二十三になる聰明な娘から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最後に逢つたのは下女のお文、十九といふにしては柄(がら)も大きく、色の淺黒い、聰明さうな娘で、目鼻立もキリリとして、美しいといふ程ではなくとも、何んとなく人に明るさと頼母(たのも)しさを感じさせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聰明なる「詩の鑑賞家」である...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...然るに僕は――君の聰明な友人芥川龍之介氏が評した通り――藝術上にも未完成の人物なのだ...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...)兎に角、私は、彼のやうに、善良で、聰明で、沈着で、しつかりしてゐるといふのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...聰くなつてゐる拇指の裏にしめりを帶びて感じられた...
水野仙子 「夜の浪」
...聰明というものの清澄な洞察はなくても...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...機を見るに敏なる聰明者のこなしがあつた...
室生犀星 「めたん子傳」
...不貞をする場合その者にとつて有效であると云ふことをもしあなたが御存知ならたしかにあなたは御聰明であつたのです...
横光利一 「悲しみの代價」
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