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芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...其代り私は一日として心の無聊を感じた事が無い...
石川啄木 「菊池君」
...聊か分別に苦しんだのであつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...某(それがし)聊(いささ)か思ふ由あり...
巌谷小波 「こがね丸」
...歴史的に聊(いささ)かここに述ぶる必要を感じますのであります...
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」
...聊削リ二其駁雑ヲ一...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...我国の人年来恩遇を受けしを聊(いささ)か謝し奉らんがために献貢す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...聊かの濁りも留めず...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...馬子も雲助同様の組織になっていたから荷物も聊か障りなく届いたものである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...聊かの風波があればこれに乗じてなるべく船の動揺を烈しくし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この発作は無聊(ぶりょう)と寂寞(せきばく)とに苦しむ結果による事が多いと考えたので...
永井荷風 「ひかげの花」
...機を見るに敏なるこの親爺(おやじ)の商法にさすがのわれわれも聊(いささ)か敬服して...
永井荷風 「日和下駄」
...単に所有という点からいえば聊(いささ)か富という念も起るが...
夏目漱石 「『東洋美術図譜』」
...それとてこうして陰惨な冬の日々にも堪えていなければならない山の生活の無聊(ぶりょう)に比べればどんなに報(むく)いの少ないものか...
堀辰雄 「菜穂子」
...もし夏の日の永き田舎の無聊(ぶりょう)なる様を言はんとならば実のない枇杷の木でなくては趣が写らぬ...
正岡子規 「病牀六尺」
...聊草茅(そうぼう)に赤心を危するにあらざれども...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...聊(いささ)か脱線を共にするの嫌(きらい)あれども特にここに記述し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...無聊(ぶりょう)をなぐさめられて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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