...酒色に耽るようになった...
伊波普猷 「私の子供時分」
...それを読み耽るのであった...
海野十三 「地球盗難」
...独りまた冥想に耽る様子だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...深く經に讀み耽れば耽るほどその聲の調子には一層眞面目な物狂ほしさが加はつて...
田山花袋 「道綱の母」
...猟奇に耽る特殊の人達を集めた...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...黙つて瞑想に耽ることを楽しみとする...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...テコやコロを尻にして三人共雑談に耽る...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...現在を樂しみつつ生の甘き夢に耽る人間主義の人間に覺醒を促しつつ...
波多野精一 「時と永遠」
...絶望的努力に耽るやうな人間的主體に對しては...
波多野精一 「時と永遠」
...歓談笑発して午餐に耽る凡百の面々を眺め渡せば...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...むやみに空想や幻想に耽ることを避けた...
平林初之輔 「文学方法論」
...こんな処で愚にもつかない思ひ出に耽るのは馬鹿々々しいと思つて止めた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...心細い夢に耽るばかりであります...
牧野信一 「女優」
...出態の上収入を等分するといふ紳士的な条約の下に仲間に入つてゐるのだつたから自分のみが出先で酒食に耽るのみで...
牧野信一 「円卓子での話」
...英語の獨學に耽るか...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...娘に世間的な快楽にあこがれ耽る心をすてさせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...渡米後の小生はそのような研究に耽る暇もなく...
夢野久作 「暗黒公使」
...沈湎(ちんめん)と独りの想いに耽ることが多かった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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