「老僕」の意味
長年仕えている年配の使用人
「老僕」の例文(場面別)
- 歴史小説老僕は、主人の命を守るために最後まで戦った。
- 日常会話うちの老僕は、もう何十年も家族の一員みたいなものだ。
- ビジネス彼は社長の老僕として、長年にわたり会社を支えてきた。
小説での「老僕」の使い方
...老僕ジョンと一緒に...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...老僕の治郎兵衛に違ひない...
芥川龍之介 「枯野抄」
...世の好事者(こうずしゃ)が老僕をだまするために...
井上円了 「おばけの正体」
...一日、ある老僕、隣村に使いして帰路、この森林の傍らを通過せしとき、日いまだ暮れざるに忽然(こつぜん)として四面暗黒となり、目前咫尺(しせき)を弁ぜずして、一歩も進むことあたわず...
井上円了 「おばけの正体」
...家を去る時供したる(who had attended)老僕等の一人が...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...お言葉に甘えて老僕イシャク・バイをつかわす...
寺田寅彦 「自由画稿」
...老僕グリゴリイ・ワシーリエヴィッチ・クツーゾフのことは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...老僕グリゴリイ夫婦と共に...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...店のことや財産のことは忠実な老僕の徐康に任せきりで...
豊島与志雄 「画舫」
...故立花博士邸に怪盗老僕を惨殺して金庫を破る助手滝山某に濃厚な疑い――この標題(みだし)を見ただけでも...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...一人の老僕と老婢だけを使うことにした...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...小間使は何處に自分の手をやつてゐたらいいのか分らない位、好奇心で一杯になつてゐたし、若い下男は目を皿のやうにしてあらゆるものを見まはしてゐたし、又、老僕は老僕で、いま運よくその中にはひり込んでゐる、この開かずの間について昔から云ひつたへられてゐる事どもを、しきりに憶ひ出さうとしながら、部屋の中を往つたり來たりしてゐた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...家に仕えし老僕某(なにがし)を始め下女など数多(あまた)付き添わせ...
三宅花圃 「藪の鶯」
...今度も老僕には聞き取れなかつた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...そこで尊敬を忘れずに心易立(こゝろやすだ)てをも敢てする老僕の態度で...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...」老僕は先先代に対して...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...松本から迎えに来たという下婢と老僕にみちびかれながら...
山本周五郎 「日本婦道記」
...不愍(ふびん)な女わらべや老僕どもは...
吉川英治 「新書太閤記」
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