...鶴は松露を翻して衣裳に滴る...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...…………………………………………その我上に翻したる旗は愛なりき...
芥川龍之介 「三つのなぜ」
...ひとたび迷信を翻して精神を安定するを得ば...
井上円了 「おばけの正体」
...警官も前言を翻して事情やむを得ないから解散しろといった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...長い金髪をふさふさと掻き上げて、そこに花綵(はなづな)を巻いて、微風は袖を翻し、裳裾を靡(なび)かせ、しかもゆったりと腰に纏うた飾帯の金銀宝石が陽の光に煌(きらめ)いて、さながら、これも名彫刻から脱け出てきたような、匂(かぐ)わしい気品と香気とを漂わせているのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...彼はたちまち決心を翻してしまった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...クルリと身を翻したピグミーは...
中里介山 「大菩薩峠」
...その橋の上で颯爽(さっそう)と風に頭髪を翻しながら自転車でやって来る若い健康そうな女を視(み)た...
原民喜 「火の唇」
...自分の延若観は手の平を翻した如く一変したのである...
牧野信一 「松竹座を見て(延若のこと)」
...特に鳥の羽根を飾つた酋長用のモンクス・フード(とりかぶと)を翻して...
牧野信一 「馬上の春」
...わたしは彼のノートを翻しながら思つた...
牧野信一 「風媒結婚」
...見ると緑と黒の幻色をひらひらと陽りに翻したカラスアゲハが崖ふちの枳殻にとまつてゐた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...やがて若葉の裏を翻して暗く重く風が渡り...
宮本百合子 「刻々」
...児島は一しょに涙を翻したかも知れない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...吹き巻く風に煽(あお)られて地上から舞立つ粉雪が縦横にその灰色の幕を翻した...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...即座に身を翻してわしから去り...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...小鳥は身を翻して...
横光利一 「微笑」
...円転自在に体を翻しつつもどこまでも汽車から放れようとしなかった...
横光利一 「旅愁」
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