...ある観念と覚悟とを与えた点にある……資本王国の大学でも卒業した階級の人々が翫味(がんみ)して自分たちの立場に対して観念の眼を閉じるためであるという点において最も苦しいものだ」といったのだ...
有島武郎 「片信」
...田岡嶺雲(たおかれいうん)というような面々がしばしば緑雨のお客さんとなって「いろは」の団子を賞翫(しょうがん)した...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...殊にその“Pathology of Mind”は最も熱心に反覆翫味して巨細(こさい)に研究した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...数年を経てようやく先代を恥(はず)かしめぬ鶯を養成しこれを再び天鼓と名づけて愛翫(あいがん)した「二代目の天鼓もまたその声霊妙(れいみょう)にして迦陵頻迦(かりょうびんが)を欺(あざむ)きければ日夕籠を座右(ざゆう)に置きて鍾愛(しょうあい)すること大方ならず...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...縁側で翫具(おもちゃ)を並べて遊んでいた...
徳田秋声 「仮装人物」
...菓子折や子供への翫具(おもちゃ)などをもって...
徳田秋声 「爛」
...又云く字書と雜記の書と類書との三類は常に能々看讀すべし其の中雜記の書は尤も翫味すべき者也一には見識を増し二には事實を知り三には經史子集を見るに甚だ助とすといひ...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...今の歌右衛門(うたえもん)福助より芝翫(しかん)に改名の折から小紋(こもん)の羽織(はおり)貰ひたるを名残りとして楽屋を去り新聞記者とはなりぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...研究も翫味(がんみ)もしつくされていて...
中里介山 「大菩薩峠」
...かといつて鹿のやうに縮かむこともありませんでした私はすべての用件を忘れこの時ばかりはゆるやかに時間を熟読翫味(ぐわんみ)しました...
中原中也 「山羊の歌」
...光沢(つや)の出た所をしきりに賞翫(しょうがん)している...
夏目漱石 「草枕」
...中村翫太郎てふ「私め三代福助に仕へて居ります...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...翫之助のではたまらないし...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...芝翫の五右衛門は面構へこの役に適(かな)ひ...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...万宝もこんな美人をそのまま置いては留守に家を乱さるるからこれを宮して謀反の道を断って思うままに翫(もてあそ)んだのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...古い「武鑑」や江戸図をも翫(もてあそ)んだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...賞翫(しょうがん)する場合のほうが昔から多く...
柳田国男 「母の手毬歌」
...無用の翫物(がんぶつ)と贅沢(ぜいたく)を禁じたのはいいが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
便利!手書き漢字入力検索
- 声優の二宮和也さん: 嵐の活動終了後、感謝の思いをSNSで綴った。 😊
- 歌手の峯田和伸さん: 銀杏BOYZの「銀杏BOYZツアー2026 夢で逢えないから☆」F.A.D YOKOHAMA公演の中止🤘
- 野球選手の万波中正さん: 今季12号ソロを141メートルの特大弾で記録した。 ⚾
