...ついに我々をして九皐(きゅうこう)の天に飛翔(ひしょう)することを許さなかったのである...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...空を翔(か)けるは...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...「天文台へ!」わが搭乗機だけが機首を西南に向けて飛翔(ひしょう)する...
海野十三 「空中墳墓」
...大抵の場合高い森から森への真直な空の大道を直翔(ひたがけ)に翔ける途中で叫ばれるのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...いちばん珍しいのは空をおおうて飛翔(ひしょう)する蝗(いなご)の大群である...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...ちょうどももんがあの翔(かけ)っているような格好をしている事もあった...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...燕(つばめ)の飛翔(ひしょう)のように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――されど過去(ほの暗き淵!)の上にぞわが霊(たま)は天翔(あまがけ)りとどまる...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...翔(かけ)っていましょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...あはたゞしき空中飛翔者の生の營みの...
吉江喬松 「山岳美觀」
...仲翔もその一人だった...
吉川英治 「三国志」
...まだ凍(い)て乾(かわ)いている地上から逆さに白く煙って翔(か)ける...
吉川英治 「私本太平記」
...冬が翔(か)けめぐる朝夕となった...
吉川英治 「平の将門」
...屡(しばしば)であったように覚えておりまする」「どこへ行ったのか」「天海(てんかい)を翔(か)けあるいて来たなどとよく冗談をいっておられましたが――恐らくあのお方は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...その鶯の影が征矢(そや)みたいに翔(か)けた...
吉川英治 「源頼朝」
...翔(かけ)って後集(くだ)る...
和辻哲郎 「孔子」
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