...この篇の稿成(な)るや、先生一本を写し、これを懐(ふところ)にして翁を本所(ほんじょ)の宅に訪(おとな)いしに、翁は老病の余(よ)、視力も衰(おとろ)え物を視(み)るにすこぶる困難の様子なりしかば、先生はかくかくの趣意(しゅい)にて一篇の文を草(そう)したるが、当分は世に公(おおやけ)にせざる考にて人に示さず、これを示すはただ貴君と木村芥舟(きむらかいしゅう)翁とのみとて、その大意を語られしに、翁は非常に喜び、善(よ)くも書かれたり、ゆるゆる熟読(じゅくどく)したきにつき暫時(ざんじ)拝借(はいしゃく)を請(こ)うとありければ、その稿本(こうほん)を翁の許(もと)に留(とど)めて帰られしという...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...芭蕉翁が金沢の城下を訪れたある年のこと...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...これ白河樂翁公の建つる所にして...
大町桂月 「白河の關」
...主翁は書生の方へ歩いて往った...
田中貢太郎 「黄燈」
...この「翁の文」の序文などから考へますると...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...眼尻口元どこともなく当年の翁家富枩に似たる処あり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...ニイチエの如く、ド翁の如く、シヤカの如く...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...(八月三日)八十四○この頃病床の慰みにと人々より贈られたるものの中に鳴雪(めいせつ)翁より贈られたるは柴又(しばまた)の帝釈天(たいしゃくてん)の掛図である...
正岡子規 「病牀六尺」
...煙と消えた一代の作彫刻の名人石川光明翁の災厄明治彫刻界の泰斗石川光明翁...
山本笑月 「明治世相百話」
...その中(うち)に中学を落第しそうになって稽古を休んだのをキッカケにとうとう翁の処へ行かなくなった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...◇翁は張盤の前に正座した時...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...◇稽古を離れると翁は実になつかしい好々爺であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...それよりも「絶後の悲哀を覚悟していい加減な相伝者を残さぬ」という翁の行き方の方が...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...不世出の国粋芸術家梅津只圓翁の真骨頂を世に伝えたい微衷に他ならない事を御諒恕賜わらば幸甚である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...只圓翁銅像工事報告佐藤文次郎工事報告を申上ます...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...翁に会ひたいと云ふ願(ねがひ)で逸(はず)んで居る心には腹も立たなかつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...……それで、お尋ね申すわけで」「では……越前どの」と、楽翁は、あいてを正視して、何か、いおうとするらしかったが、唇ばかりわなないて、ことばは洩れて出ないのである...
吉川英治 「大岡越前」
...官位をもって翁を買収する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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