...羞(はにか)む色もなく男と並んで...
石川啄木 「鳥影」
...同様に羞(はにか)む様子を見せた...
犬養健 「朧夜」
...一切の警戒と含羞(がんしゅう)とポオズを飛び越え...
太宰治 「火の鳥」
...謂わば羞皺(はじしわ)で一ぱいで...
太宰治 「皮膚と心」
...羞渋みながらだん/\体を擦り着けて来て...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...弾丸硝薬これ膳羞(ぜんしゅう)...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今日では更に実在論という名称にさえ羞恥を覚えるのを通例とする...
戸坂潤 「辞典」
...羞恥を感じないからではない...
外村繁 「澪標」
...然(しか)し彼等(かれら)は一方(ぱう)に有(いう)して居(ゐ)る矛盾(むじゆん)した羞耻(しうち)の念(ねん)に制(せい)せられて燃(も)えるやうな心情(しんじやう)から竊(ひそか)に果敢(はか)ない目(め)の光(ひかり)を主(しゆ)として夜(よ)に向(むか)つて注(そゝ)ぐのである...
長塚節 「土」
...いい知れぬ羞恥(しゅうち)の情(じょう)にかられた...
新美南吉 「屁」
...自分で深くその野性を羞恥して居り...
萩原朔太郎 「芥川君との交際について」
...羞恥心といふ如き世俗の言語は...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...羞恥(しゅうち)のおもいにもはや長くそこにいることすらつらくなってきました...
火野葦平 「人魚」
...あんまり親しくするのも羞(はずか)しいような他人行儀の失せ切れない心持でくらしていた...
水上滝太郎 「果樹」
...假に知つていると思つていても別に何の羞恥も後暗さも感じないもののようで...
三好十郎 「肌の匂い」
...あまりあなたのように羞恥(しゅうち)の観念の強いことはまちがっています」こんな忠告をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...無智無羞の徒の云うことじゃないか...
横光利一 「旅愁」
...そんなにお羞恥(はにか)み遊ばすのですか」「羞恥むわけではないけれど……」「では...
吉川英治 「親鸞」
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