...肉体の羈絆(きはん)を脱した暁(あかつき)に於(おい)て...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...総ての羈絆(きはん)を絶ち切つて...
有島武郎 「An Incident」
...元来が不羈放肆(ふきほうし)な...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...地球の羈絆(きはん)を切って一直線に宇宙へ黙々(もくもく)として前進しているのです...
海野十三 「科学が臍を曲げた話」
...できるだけ言葉の羈絆(きはん)を脱し...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...これはとりもなおさず和歌はある点まで四季すなわち時候と深い関係をもっているがしかし無関係でも成り立ち得るのみならず恋、羈旅、無常などという強く人情を刺激する性質のものにはさらに季のものを必要としないということを証明しているのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...羈旅(きりょ)等があって...
高浜虚子 「俳句への道」
...迷の羈絆(きづな)目に見えねば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...われも不羈(ふき)の作家である...
太宰治 「盲人独笑」
...人間の仲間入りをして社会の羈絆(きはん)の中に暮そうと思えばこそ...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...フラマン人は西班牙(スペイン)政庁の羈絆(きはん)を脱するや最近十九世紀の文明に乗じて一大飛躍を試みたる国民たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...子路が他の所ではあくまで人の下風に立つを潔しとしない独立不羈(ふき)の男であり...
中島敦 「弟子」
...山陽の盛名とその不羈の生涯...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...再ビ娑婆世界ニ出デヽ縦放不羈ノ身ト為ルヲ得タリ...
成島柳北 「祭舌文」
...狷介不羈(けんかいふき)...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...教養ある社会や教養のない社会にすら拡がっている熱心不羈の研究心...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その時までの記章(かたみ)にはおれが秘蔵のこの匕首(これにはおれの精神(たましい)もこもるわ)匕首を残せば和女もこれで煩悩(ぼんのう)の羈(きずな)をばのう……なみだは無益(むやく)ぞ』と日ごろからこの身はわれながら雄々しくしているに...
山田美妙 「武蔵野」
...その他もろもろの羈絆(きはん)を脱したような...
山本周五郎 「青べか物語」
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