...お顔を出すことも罷(まか)りなりませぬぞ」「ああ...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...此方(こちら)から罷(まか)り出て対面いたしとう存じますが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...従前通り江戸御屋敷(おやしき)御抱(おかかえ)の儒者松下先生につきて朱子学(しゅしがく)出精罷在(まかりあり)候処...
永井荷風 「榎物語」
...そのあとへ罷(まか)り越したこの色男――」「器量がよかったねえ」四十九ここで...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何(いか)ようなお願いの筋があろうとも聞き届けることは罷(まか)り成らぬ――村々からあらかじめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人の前に罷(まか)り出た時の仁義によれば...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...僕は一切刀を罷(や)めて居るが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...月俸十五円の大学助手矢田部先生罷職の事があった直後...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...細川家には結構なる御道具あまた有之(これある)由(よし)なれば拝見に罷出(まかりい)ずべしとの事なり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...近衛局出仕を罷(や)められ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...意味がないときまったら罷(や)める方が正しいが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「筑波山下柿岡五十三ヶ村の百姓共鐵砲槍を持ち染谷村鬼越山へ屯集山上にて毎夜篝をたき罷在山上へ陣取候樣子中々一揆原の振舞とは相見不申專風聞」千種太郎を仕留めたので...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...罷業は跡方もなく鎮って...
横光利一 「欧洲紀行」
...議題は学生団の提出した外人に対する罷市(ひし)敢行の決議にちがいないのだ...
横光利一 「上海」
...なお罷市の持続を必要とする秋蘭一派の行動とは...
横光利一 「上海」
...そうだ今日は罷業があったのだと...
横光利一 「旅愁」
...罷出無詮義(せんなきぎ)と存候...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...奉行に面談があって罷り越した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
