「缺」の意味
欠けること
小説での「缺」の使い方
...又愛の缺乏がこの感受性の鋭敏な人をさへ誤謬に導いたことを思へば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...「己れ」の享樂は他の缺乏を條件とするものである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...自分の缺點に惱み、缺點と戰ひ、缺點そのものの中に人格的價値を創造しようとしてゐる僕を、憐み、愛し、若しくは尊敬して呉れる事である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...氷を缺いてやつたり...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...獨逸海軍の擴張を獨逸の國際的地位にとつて缺くべからざるものとし...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...頗る自信を缺いて居ります...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...ソウ云ウ意味デ缺クベカラザル存在トナッテイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...鼻でもよいから缺いて参れ』と...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...鼻缺けの夫と世にたぐいもなく美しい夫人と...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...物資缺乏、もう塩までなくなつてしまつた、明日はどうでも山口行乞をしなければなるまい...
種田山頭火 「行乞記」
...之を用ゐて石片の周縁を撮(つま)み缺(か)きし事も有りしならん既に述べしが如く...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...それは缺存と言はるべきではなく...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もし自分に缺けてゐる何等かの完全性を知るならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...天文研究に盡瘁した成績は文書缺損して判然しない...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...乾き切つた往來の上で尻尾が缺(か)けた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...缺點がない譯ではありませんが...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼れは今の場合さういふ趣味の缺乏について妻を非難する氣が更になかつたのみか...
正宗白鳥 「假面」
...宿醉のからだは自由を缺いて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
