...難解の書物を繙(ひもと)いて...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...諸君がもし彼れが書いた『独物語』や『教条』を繙(ひもと)かれたら...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...詩集はかなり繙(ひもと)きましたが白楽天のは殊に愛誦して居りましたし中でもこの長恨歌には深い懐かしみを持って居りました...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...この頃英人カアンペンター氏の著書『愛と詩』を繙読(はんどく)するに最もこの意味を力説している...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...乃チ就テ二北※下ニ一試ニ繙而閲レバレ之...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...石川の歌集を繙(ひもと)く人は...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...この詩集を繙いて...
萩原恭次郎 「純情小曲集」
...いつも居眠りをしていたような自分を恥じもするが――幾度かその日記を繙(ひもと)きかけては止(や)めてしまった...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...法律書の一ページをも繙(ひもと)いた事はありません...
浜尾四郎 「死者の権利」
...時々なにか本でも繙(ひもと)く……といった生活ほど愉快なものは決してあるものでないと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...私は古い「エヌ・エル・エフ」を繙いてゐるうち...
堀辰雄 「小説のことなど」
...此の句集を繙かれる時...
前田普羅 「普羅句集」
...これらの書物を繙く夜々...
牧野信一 「鬼の門」
...何時も敬虔な気分でヒルゼルやスパイスのお経を繙けるようになつた...
牧野信一 「サロメと体操」
...わが寄席俳句抄空襲激化の昭和二十年の日記を繙いて見ると...
正岡容 「寄席風流」
...も一つは余が餘りに君とは近親であるから平常君が文學書など繙(ひもと)いて居るのを知つて居ても...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...シルレルの詩抄半ばじゆしてキョオニヒが通俗の文学史を繙(ひもと)き...
森鴎外 「うたかたの記」
...もいちどその書を繙(ひもと)いてみると...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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