...繊美な細部を記叙することは出来ない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その吾々が繊細な装飾品に使ふのは牡蠣(かき)に近い種類の...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それには何よりも深い理解と繊細なる心づかいとが必要であるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...胸の中に「繊々たる初月...
中里介山 「大菩薩峠」
...繊細な美を解しないことに対する憫笑(びんしょう)や...
中島敦 「虎狩」
...その繊細を極めた構造は驚くべきものである...
中谷宇吉郎 「雪」
...この十三になったばかりの繊弱(ひよわ)い子の裡(うち)には...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...椰子の繊維で編んだ丈夫な綱...
久生十蘭 「手紙」
......
エドゥアール・エルネ・プリリュー Edouard Ernest Prillieu 竹本周平訳 「Rosellinia necatrix (R. Hart.) Berlese の子嚢殻の裂開性について」
...沈重に吸ひ込む力に伴れて紙の燃焼する繊細な蠢動が...
牧野信一 「痴想」
...畢竟(ひっきょう)繊維に用いられる時はソの一名となる訳である...
牧野富太郎 「植物記」
...だからあの繊細(せんさい)な衣のひだをちらっと乱(みだ)す風もない...
宮沢賢治 「インドラの網」
...体外には裏漉(うらごし)だの擂鉢(すりばち)だのという便利の機械があって造作なく繊維を除(と)れるけれども胃と腸とは何の機械も持っていない...
村井弦斎 「食道楽」
...また独活は蛋白質一分六毛、脂肪一厘、含水炭素二分四厘七毛、繊維七厘、鉱物質五厘七毛にて九割五分一厘は水分なり...
村井弦斎 「食道楽」
...其指繊而秀...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...繊細の事を叙するに簡浄の筆を以てした...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それは卑俗と繊弱と粗悪とのほか...
柳宗悦 「工藝の道」
...胴から延び下った両翼の姿の繊巧無類なある緊張...
横光利一 「旅愁」
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