...ト頭(あたま)から頬(ほゝ)へ縱横(たてよこ)に繃帶(ほうたい)を掛(か)けて居(ゐ)る...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...人家の間、路縱横に通じ、石を敷けり...
大町桂月 「沖の小島」
...分れ目に青みがゝつた白い地が縱横に見える...
高濱虚子 「俳諧師」
...切り倒した木も縱横に散ばつてゐた...
田山花袋 「歸國」
...原上に縱横無碍に馳け走り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...縱横無碍にアカイアの軍を亂して其槍をやすむる隙はしばしのみ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼と同腹一體の苦談樓主人は縱横策を畫して風雪を煽ぐに日も維れ足らざるに非ずや彼は巧みに現れんが爲に巧みに隱れたるのみ彼は遲鈍なる如くにして反つて巧遲に容易に放たず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...機智縱横の精力家といったところがあり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...諸子略 儒家・道家・陰陽家・法家・名家・墨家・縱横家・雜家・農家・小説家・諸子總論三...
内藤湖南 「支那目録學」
......
内藤湖南 「支那目録學」
...口先だけは持前の縱横無盡な機智を振りまはしながら...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...日本の將棊盤の目は縱横九つあるが...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...枯れて倒れて朽ちた樹が同じく縱横に横はつてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...其川に沿つて賑かな通りが縱横に出來てゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...もうその水の面まで縱横に伸びて來た...
吉江喬松 「山岳美觀」
...眞黒く群れて縱横に飛び交はしてゐる山燕の幾千幾百を見掛けるのであつたが...
吉江喬松 「山岳美觀」
...從來の太閤傳がことごとく彼の立身出世とその才器縱横を誇張してゐるからである...
吉川英治 「折々の記」
...そこの眞つ黒な中に縱横してゐる巨大な梁(はり)を見て...
吉川英治 「折々の記」
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