...又よく縒りし繩を取り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...婆さんは丹念にそれを五六寸の長さに縒(よ)り上げて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...半分ほど縒(よ)ったのを二本...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...觀世縒(より)を女結びにするなんて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あげまきに長き契りを結びこめ同じところに縒(よ)りも合はなんと書いて大姫君に見せた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「逢はずば何を」(片糸をこなたかなたに縒りかけて合はずば何を玉の緒にせん)と薫は歎かれるのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...僕の心持のたてとよことに縒(よ)れ込んだリズムをほぐして見てほしいのだ...
室生犀星 「抒情小曲集」
...前にも幾層となく縞目(しまめ)を縒(よ)って追っていた...
室生犀星 「野に臥す者」
...一方を口に啣え一方を縒りながら合せていく機敏な動作は...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...手に数取(かずと)りの紙縒(かみより)や竹の串(くし)をもって...
柳田国男 「母の手毬歌」
...それは紙縒(こより)で固く縛ったうえにいちいち封印がしてある...
山本周五郎 「落ち梅記」
...柿の芽も縒りをほごした膨らみ柔く...
横光利一 「旅愁」
...パリでの二人の生活の縒りを戻そうと...
横光利一 「旅愁」
...鱗(うろこ)に縒(よ)って寄せて...
吉川英治 「剣難女難」
...足に油紙(あぶらがみ)の縒(よ)ったのが巻きしめてある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...布縒(ぬのより)の細綱らしい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...紙縒(こより)を作り始めた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鉋(かんな)に腕の縒(より)をかけ初めた...
吉川英治 「無宿人国記」
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