...縁先を固めて、歩きやすくした...
...磨き抜かれた指先から伸びた縁先に、気持ちが引き込まれた...
...彼女はいつも縁先を説明するのを忘れてしまう...
...テレビ画面に映し出された細かな縁先の作業に注目した...
...酔っ払って縁先で立ち話するのは止めた方がいい...
...」女房は縁先(えんさき)に佇(たたず)みながら...
芥川龍之介 「仙人」
...僕の部屋の縁先(えんさき)に佇(たたず)みました...
芥川龍之介 「手紙」
...縁先(えんさき)にまくら出させて...
石川啄木 「悲しき玩具」
...今井は縁先に蹲って...
豊島与志雄 「変な男」
...厠に行く縁先に南天の木がある...
永井荷風 「花より雨に」
...秋草の咲き亂れた縁先に五十あまりのでつぷりした赤ら顏の旦那が腰をかけてゐた...
永井荷風 「羊羹」
...そろそろと縁先へ忍び寄って戸の隙間から...
中里介山 「大菩薩峠」
...縁先の平次を当分に見比べた姿は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ズルズルと縁先へ帯地を引きずってゆき...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...縁先きから雪の下がいちめんに生(お)い拡(ひろ)がって...
堀辰雄 「花を持てる女」
...縁先きにしゃがんで...
堀辰雄 「幼年時代」
...――もうちょっとこっちへ向いて下さい」つなは縁先まで来た...
山本周五郎 「風流太平記」
...私の部屋の縁先まで拭きつづけてくれては...
横光利一 「夜の靴」
...よく私の家の縁先へ寄っては...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...その茶寮の縁先からは...
吉川英治 「江戸三国志」
...小六の腰かけていた縁先の沓石(くつぬぎ)から...
吉川英治 「新書太閤記」
...縁先に、足を投げ出して、甘酒を飲む...
吉川英治 「随筆 新平家」
...もう寝しずまった夜更けであったが、月の白い縁先に、お咲は、砧(きぬた)を打っていた...
吉川英治 「山浦清麿」
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