...それから爺さんは縹緻(きりやう)よしの寡婦(ごけ)婆(ばあ)さんと結婚したが...
薄田泣菫 「茶話」
...が、折からの窓の西日影を薄茶色のカアテンで遮つた室内の薄暗さが、白壁と、コンクリイトの床と、エナメル塗の手術室と、銀色の外科用具と、まつ白なガアゼや脱脂綿と、酸いやうな匂ひのする消毒藥と、また其處に動いてゐる若い三人の助手や看護婦長や看護婦達の白の著附、無表情な顏――さうした感情的な何物もない、冷靜、清淨、精緻、明確その物のやうな存在物と共に、心を底冷えさせてしまふやうな空氣をあたりに漂はせてゐたのだつた...
南部修太郎 「疑惑」
...あれほどの縹緻(きりょう)を持ちながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...好い縹緻(きりやう)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さぞ持參金澤山の不縹緻な嫁が來るだらうと申して居りましたところ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...揃いもそろって縹緻よし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...不縹緻(ぶきりょう)というのにもあたらない...
久生十蘭 「地底獣国」
...しかれども俳句全く簡樸、精緻、優柔を欠くに非ず、他の文学また然(しか)り...
正岡子規 「俳諧大要」
...まづ縹緻(きりょう)の好し悪し愛嬌の有無...
水野仙子 「散歩」
...最も緻密な知恵からでなくてどこから来るか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こういう手先の仕事において自分がいかに緻密な工夫をこらしたかを物語る時ほど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...慎重な・注意深い・緻密な・詮索家...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あんたのような優れた縹緻(きりょう)の御婦人が何もわざわざ労働者の中へ這入(はい)っていくにもあたるまい...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...てんで縹緻(きりょう)あげたじゃねえか...
山本周五郎 「青べか物語」
...なんてまあ縹緻(きりょう)の悪い子かしら...
山本周五郎 「風流太平記」
...蒔絵に似た模様が巧緻な雲形の線を入れ...
横光利一 「夜の靴」
...緻密に美しくはなるが...
吉川英治 「折々の記」
...しかも一点の瑕(きず)なく彫琢(ちょうたく)の巧緻(こうち)染付(そめつけ)の豪華(ごうか)絢麗(けんれい)なこと...
吉川英治 「増長天王」
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