...総てを自己の理想の表現のために枉(ま)げておる有様である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そこで軍人を志すものは総て兵役につく...
石原莞爾 「戦争史大観」
...総て、お話風から進化して、描写の方面へと進んでゐる...
田山録弥 「明治文学の概観」
...その時殆んど総ての刑事たちが...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...感覚にふれる総てのものが...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...総て吏道という形となって現われねばならないのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...この際衣服の袖の八ツ口を全く止めて総てが大人振って見えるようになるのだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...総てが仮名文で、漢籍を読む力では実にばかばかしいものであったが中段が得たいばかりに、腹の中では笑いながらもその教えを受けた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...総て十分であった...
直木三十五 「南国太平記」
...『私は沈黙して総てを心に秘めている...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...鬼怪などとて総て人間わざならぬ事に用う...
正岡子規 「俳諧大要」
...柑橘(かんきつ)類でも熱い土地の産は肉も袋も総て柔かでかつ甘味が多い...
正岡子規 「病牀六尺」
...空気は澄切つて遠くも近くも総て同じ色に見える...
眞山青果 「茗荷畠」
...轎丁は総て駕籠屋忠兵衛と云ふものに請負はせることとした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...総てが躾に過ぎないようだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...今私達の目に映じる遠近の諸山は総てその山脈に属するのであるが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...総てのものから離れたという...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...総てで十九名であった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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