...親類の者は猛り狂う封生を総がかりでなだめなだめ外へ伴れて往った...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...貴方が憲兵隊総がかりでやつを守ろうとしても...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...総がかりになって...
久生十蘭 「あなたも私も」
...子分たちが総がかりでこしらえた...
火野葦平 「花と龍」
...その間の通り道に立つて附添夫五人が総がかりで給仕するのである...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...桑の合いすきは明日俺達総がかりでやっからと言うときな...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...また哲学が総がかりになっても最も賢明な頭脳に植えつけることができなかったことを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...老夫人や女中も総がかりでこの仕末をする...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...伊丹城に総がかりの火の手が揚がる――と承(うけたまわ)るやすぐ駒を打ってこれまで急ぎ参った次第です」と...
吉川英治 「黒田如水」
...国々の諸侯は総がかりを号令し...
吉川英治 「三国志」
...総がかりを下知し...
吉川英治 「三国志」
...魏は当然大量な犠牲も覚悟のうえの総がかりなので...
吉川英治 「三国志」
...敵の総がかりを見てからでは間にあわぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...極楽寺坂の総がかりもまた...
吉川英治 「私本太平記」
...とうとう総がかりに出てしまったものらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...「かかれっ」という総がかりの叱咤(しった)に弦(つる)を切られて...
吉川英治 「新書太閤記」
...天下総がかりの規模と犠牲とをおもわせる...
吉川英治 「新書太閤記」
...家族総がかりで銀左衛門をなだめた事にちがいあるまい...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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