例文・使い方一覧でみる「緋」の意味


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...大鯉(おほひごひ)がゐると云ふ噂(うはさ)ありしが...   大緋鯉がゐると云ふ噂ありしがの読み方
芥川龍之介 「雑筆」

...路(みち)に落ちた(あか)い木の葉も動かない...   路に落ちた緋い木の葉も動かないの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...帯の模様の葉(もみじ)が散った...   帯の模様の緋葉が散ったの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...その編笠の紐の(ひ)鹿(か)の子(こ)の...   その編笠の紐の緋鹿の子のの読み方
岩本素白 「寺町」

...或は(ひ)の絹絲(きぬいと)の乱れる様に...   或は緋の絹絲の乱れる様にの読み方
江戸川乱歩 「悪霊」

...そろそろ猩々(しょうじょうひ)の花をひらきかけていた...   そろそろ猩々緋の花をひらきかけていたの読み方
太宰治 「彼は昔の彼ならず」

...黒く塗ったる高下駄(たかげた)に天鵞絨(ひびろうど)の鼻緒(はなお)すげたるを穿(は)いて...   黒く塗ったる高下駄に緋天鵞絨の鼻緒すげたるを穿いての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...肩に纏(まつ)わるの衣の裏を半ば返して...   肩に纏わる緋の衣の裏を半ば返しての読み方
夏目漱石 「薤露行」

...の袴の少女に案内されて...   緋の袴の少女に案内されての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...(ひ)鹿(か)の子の半襟...   緋鹿の子の半襟の読み方
長谷川時雨 「下町娘」

...コナン・ドイルの『色の研究』や『四人の署名』やその他のものなどは印度と本国とに跨がったものだがそういう欠点の少ない傑作だと思う...   コナン・ドイルの『緋色の研究』や『四人の署名』やその他のものなどは印度と本国とに跨がったものだがそういう欠点の少ない傑作だと思うの読み方
平林初之輔 「私の要求する探偵小説」

...「萌黄、威、赤威、色々の鎧の浮きぬ沈みぬゆられけるは、カンナビ山のもみぢ葉の、巓の嵐にさそはれて――」「竜田川の秋の暮――」と続けたのは大の字なりにふんぞり反つて天井に煙りを吹きあげてゐる吐月峰のDだつた...   「萌黄、緋威、赤威、色々の鎧の浮きぬ沈みぬゆられけるは、カンナビ山のもみぢ葉の、巓の嵐にさそはれて――」「竜田川の秋の暮――」と続けたのは大の字なりにふんぞり反つて天井に煙りを吹きあげてゐる吐月峰のDだつたの読み方
牧野信一 「くもり日つゞき」

...縅の具足に鍬型兜のいでたちりりしい鎧武者は...   緋縅の具足に鍬型兜のいでたちりりしい鎧武者はの読み方
牧野信一 「バラルダ物語」

...紅いろいろ橙いろの名人も亦あつてよからうではないか...   紅いろ緋いろ橙いろの名人も亦あつてよからうではないかの読み方
正岡容 「初代桂春団治研究」

...(ひ)の淡き地におなじいろの濃きから草織り出だしたる長椅子に...   緋の淡き地におなじいろの濃きから草織り出だしたる長椅子にの読み方
森鴎外 「文づかい」

...掛(か)け布(ぎれ)の(ひ)の絞(しぼ)り鹿の子は...   掛け布の緋の絞り鹿の子はの読み方
吉川英治 「雲霧閻魔帳」

...総(ひぶさ)かざりの黒鹿毛に乗り...   緋総かざりの黒鹿毛に乗りの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...裾(すそ)を踏まれた(ひ)のはだかり...   裾を踏まれた緋のはだかりの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

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