...美妙な純潔さが光明のうちに綻(ほころ)びて姿を変えようとしてるありさまだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この破綻から起るすべての不愉快を忘れた...
夏目漱石 「明暗」
...彼女は自分の破綻(ぼろ)を出す前に身を翻(ひる)がえした...
夏目漱石 「明暗」
...ここに関係するもの何一つ失つても破綻を来すに相違がない...
野口米次郎 「能楽論」
...立居にも節度にも少しの破綻(はたん)がなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遂(つい)には身の破綻(はたん)を招き...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...彼はそこで破綻してしまった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...多くの子を持ちながら其着物の綻(ほころび)を縫うは面倒なり...
福沢諭吉 「新女大学」
...今は破綻していますから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...縫目(ぬいめ)が弾(はじ)けて綻(ほころ)びていたなどと言い伝えた...
柳田国男 「山の人生」
...綻(ほころ)びも縫いつくろって置いた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...三年のうちにかならず破綻(はたん)をおこして自壊する...
吉川英治 「三国志」
...江南の春はもう梅も綻(ほころ)ぶほどあたたかい...
吉川英治 「新書太閤記」
...なお些少(さしょう)でも破綻(はたん)を生じれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...眼もと唇(くち)もとに綻(ほころ)ばせているような反応だった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...袴(はかま)や小袖はのべつ綻(ほころ)びを切る...
吉川英治 「源頼朝」
...顔を綻(ほころ)ばせた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その綻(ほころ)びを縫いかけの針が残っていた...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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