...大綱にひつつけることはしないで...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...あとは黙々として綱をたぐり...
海野十三 「怪塔王」
...シベリヤからカリフォルニヤまでの幾百萬の勞働者によつて承認された共通の綱領である...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...荷物をもつてロープの綱わたりをしてもどつてきました...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...そして「綱手」と...
直木三十五 「南国太平記」
...深雪の肌は、綱手の肌よりも、暖かであった...
直木三十五 「南国太平記」
...「綱を調べた後で――」「舞臺で親方に絡(から)んで道化をやつて居りました――顏を直したばかりで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その綱が棺の穴を通して死体の片手に結びつけられるようにした...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...道綱にその少女を迎えに往って貰うことにした...
堀辰雄 「ほととぎす」
...綱宗入道嘉心は此後二十五年の久しい年月を...
森鴎外 「椙原品」
...そうして綱宗の顔を見た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...木乃伊(ミイラ)親爺の生命(いのち)の綱で...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...駒の手綱を締めると...
吉川英治 「三国志」
...藁縄(わらなわ)の綱火(つなび)が火をさそうとともに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その危うい野火の中から、十八公麿を救って、ここまで負(おぶ)ってきてくれた男が、以前、成田兵衛の郎党だった庄司七郎であったと話すと、範綱は、「さてこそ……」と、思いあわして、うなずいた...
吉川英治 「親鸞」
...お綱はそこの中二階にいるのであった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...将軍綱吉が遊びに来るので...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...土匪(どひ)は、綱をつかんで、引起しながら、「こいつら、諦(あきら)めのわるいやつらだ、稗粥(ひえがゆ)をすすって、痩せ土を耕しながら、骨と皮ばかりになっているより、おれ達と暮してみろ、世の中が面白くて堪らなくなるから」「面倒だ、その綱を、馬に繋いでしょッ引かせろ」馬の背には、どの馬にも掠(かす)めて来た財物や穀類が山と積んである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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