...銅像の頭(かしら)より八方に綱を曳(ひ)きて...
泉鏡花 「凱旋祭」
...彼のために繋留(けいりゅう)気球第一号の綱をゆるめてくれたものとばかり考えていた...
海野十三 「空中漂流一週間」
...綱が切れれば、身体は弾丸のように落ちていって、かたい氷にぶつかり、紙のように潰(つぶ)れてしまうであろう...
海野十三 「大空魔艦」
...それは絶對に曲藝師の綱渡りとは違つてゐるのです...
太宰治 「お伽草紙」
...また西の横綱から前頭まで...
太宰治 「春の盗賊」
...(深雪が――無礼を働いた)綱手は...
直木三十五 「南国太平記」
...「殺してっ――」綱手の頭...
直木三十五 「南国太平記」
...腰へ結ぶはずの綱が頸(くび)に巻き付いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明白な綱領があった...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...ただ歯だけを用いて馬に手綱をつけ鞍をおいた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――上皇は綱宗の従兄であり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...松尾刑部季綱(ぎょうぶすえつな)の奉行でいまなお出丸や矢倉門などの手入れをしている状況だった...
吉川英治 「私本太平記」
...範綱は、その人々が去るのを待ってから、すでに、新大納言に謀叛(むほん)の下ごころがあることを、平家方では、察知しているということを、今日の庄司七郎の言葉を例証として、つぶさに、内奏した...
吉川英治 「親鸞」
...佐々木三郎盛綱が...
吉川英治 「親鸞」
...歯を食いしばるお綱の息! 振り動かす匕首と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お綱はよろけ込むように抱かさった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...周馬が断崖へ垂らしておいた一本の綱が目にとまる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...手を貸せッ」お綱へ盲目刀(めくらがたな)を振るって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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