...ああ大絃急なれば小絃絶ゆ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...人を弔(とぶら)い己れを悲しむ消極的営(いとな)みは年として絶ゆることは無い...
伊藤左千夫 「水害雑録」
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
......
内村鑑三 「楽しき生涯」
...これを以て戦乱はついに絶ゆるを得なかったが...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...わずか二尺八寸余の小像であるが古来世人の恭敬愛慕絶ゆる事なく...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...蟲聲全く絶ゆ...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...奇瑞(きずい)が絶ゆることがない...
中里介山 「法然行伝」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...女は光る魚介のたぐひみなそこ深くひそめる聖像われ手を伸ぶれど浮ばせ給はずしきりにみどりの血を流しわれはおんまへに禮拜す遠くよりしも歩ませ給へばたちまち路上に震動し息絶ゆるまでも合掌すにちにち都に巡禮しもの喰(は)まざればみじめに青ざめおん前にかたく瞳(め)をとづる...
萩原朔太郎 「供養」
...「得(エ)」のような甲の類に属するものは「う」「うる」とア行に活用し「消え」「絶え」「越え」のような乙の類のものは「消ゆ」「絶ゆ」「越ゆ」とヤ行に活用します...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...障れば絶ゆる蛛(くも)の糸のはかない処を知る人はなかりき...
樋口一葉 「にごりえ」
...思ひこゝに絶ゆれば...
樋口一葉 「軒もる月」
...船中の不整頓なる待遇の行き届かざる乗客の不平は絶ゆることなし...
正岡子規 「従軍紀事」
...王統の絶ゆるを虞(おそ)れ自らその娘を妻(めと)ったとある...
南方熊楠 「十二支考」
...そをくみあげる小さな一つの 釣瓶昼はひねもす 夜はよもすがらささやかに 軋り まわれど水は つきずわが おもい 絶ゆることなし...
宮本百合子 「五月の空」
...絶ゆることのない誰もの旅の姿だったと...
横光利一 「旅愁」
...けれども我自身に向つての闘ひは永遠に絶ゆることはない...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
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