...死刑の宣告を受けてゐる命を早く絶つてしまはうと云ふのです...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...また実験的の仕事を軽侮するような有識者の考え方も跡を絶つようになった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...好んで交際を絶つてゐたらしい傾きも有るね...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...俗音を絶つてゐるから...
市島春城 「読書八境」
...一年半ばかり交際を絶つてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...我輩は徒(いたず)らに人命を絶つことを好まぬ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...乾坤に一擲くれし大夕立耳一つ恵み残され冬籠寒卵取りに出しのみ今日も暮れ農地改革の声が旺んになつて来た時分から素顔君の俳句はぱつたりと跡を絶つてしまつた...
高浜虚子 「椿子物語」
...此れが爲めに自由黨と提携を絶つに至るも復た畏るゝに足らずと説きたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...唯だ伊藤侯と大隈伯あるのみ而して伊藤侯の藩閥に対する情縁の絶つ可からざるものあるや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...君があの女と関係を絶つべき絶好の機会が到来してるぢやないか...
平出修 「計画」
...遂にこの風習はその跡を絶つに至ったということである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...博奕は殆んど跡を絶つに至ったということである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...浪人の乱ともいうべきものは全くその跡を絶つに至った...
穂積陳重 「法窓夜話」
...女色を絶つと云つて...
正宗白鳥 「假面」
...おもひつめて自(みづから)命を絶つたのだ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...以来数十年後まで、その消息を絶つ...
吉川英治 「年譜」
...この惨害は根を絶つまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...糧(粮)を絶つ...
和辻哲郎 「孔子」
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