...……」僕は未だに泣き声を絶たない雌の河童に同情しましたから...
芥川龍之介 「河童」
...玩具屋(おもちゃや)の外の往来も不相変(あいかわらず)人通りを絶たないらしい...
芥川龍之介 「少年」
...まだ微笑を絶たない顔に...
芥川龍之介 「偸盗」
...僕は殆(ほとん)ど泣き声を絶たない僕の姉の手前を恥じ...
芥川龍之介 「点鬼簿」
...僕をおだてる言葉を絶たないと同時に...
岩野泡鳴 「耽溺」
...それと関係を絶たないなら...
田中貢太郎 「蓮香」
...そしてすぺいんに闘牛という「聖なる殺戮(さつりく)」があとを絶たないあいだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...どうあっても女を思い絶たない...
近松秋江 「狂乱」
...同じ原因による事故の犠牲者が跡を絶たないということが珍しくないようで...
寺田寅彦 「災難雑考」
...ゲーリケ以後今日まで同様なことがずっと続いて跡を絶たない...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...時事的評論雑誌や科学的評論雑誌の上で跡を絶たない...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...なぜ早く自(みずか)ら生命を絶たないのかという意味であった...
中島敦 「李陵」
...トラブルが後を絶たない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...義母が自ら命を絶たないように嘆願してこういった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...永代(えいたい)供養を捧げる富家(ふか)の信者が在住支那人中に多いと見えて何(いづ)れの堂にも朱蝋燭(らふそく)の明(あかり)と香煙とを絶たない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...父親がまだ望みを絶たないからには...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...門前には見舞の公卿車(くげぐるま)もあとを絶たない...
吉川英治 「私本太平記」
...文通を絶たないでいたし...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索
