...卒業制作のとき絵のひとにたいへんよかったと思うのは...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...絵で見ると判るが(と彼は壁にかけた獏の写真を指さしながら)...
海野十三 「獏鸚」
...啻(ただ)に蒔絵ばかりではない...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...同宿のエビス爺さん、尺八老人(虚無僧さんのビラがない)、絵具屋さん、どれも特色のある人物だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...留守中に山形の木屑兄の句稿と出雲の柿葉兄の絵ハガキとが来ていた...
富田木歩 「小さな旅」
...そうして、この絵本のうち、美しい男も、好い男も、強そうな男も、いくらも男の数はあるけれども、それには一指も加えないで、女だけをこんなに傷つけ散らし、汚し散らして、ひとり心を慰めようとするお銀様の心持も大概はわかっているが、それにしてもあんまり僻みが強過ぎて、空怖ろしいと思わずにはおられなくなりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...生々しい絵の具の匂いをぷんぷんたゞよわせていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...「病草紙(やまいのそうし)」という絵巻物のあることは御存じであろう...
久生十蘭 「玉取物語」
...部屋を一渡(ひとわた)り見まわした彼は壁に懸っているのが鳥の絵ばかりではないことに気がついた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「あれ以来絵筆を忘れてゐたが...
牧野信一 「悪筆」
...ついに時代とともに朱の卑しき五渡亭が錦絵となったがごとく...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...絵の具を盗んでいるんです...
松永延造 「職工と微笑」
...見るものを鼓舞するような絵は描けない...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...繍は絵とちがって...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...本書の口絵第五に入れた...
柳宗悦 「和紙十年」
...哲也も音絵の相弟子として列席した...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...死美人の絵が出て来ると間もなくそんな気持ちはどこへやら消えうせて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...呂宋(ルソン)、交趾(コーチ)、安南(アンナン)あたりの舶載品らしい陶器、武器、家具の類から、印度とかペルシャなどから齎(もたら)した物らしい鉱石の塊(かたまり)や、仏像、絵革(えかわ)、聖多黙縞(サンタマリアじま)、それから南蛮船の模型だの、金銀の細工品だの、自鳴鐘(とけい)だの――と数えて行ったら限(き)りもないほどである...
吉川英治 「新書太閤記」
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