...結句に曰く、あゝこの花の心を解くあらば我が心また解きうべし...
石川啄木 「閑天地」
...結句(つまり)は親子三匹して...
巌谷小波 「こがね丸」
...僕の家では結句厄介払(やっかいばら)いをしたと喜んだことですが……」「なんだかゾッとする様なお話ですね...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...結句お会ひ申さなかつた方がどれ程良かつたでせう...
薄田泣菫 「茶話」
...その友人と大喧嘩をした結句(あげく)...
田中貢太郎 「妖影」
...結句何不自由もなく日を送っているのを...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...結句面倒でなくてよいと思ったのである...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...一層この場で酔いつぶれてさえしまえば周囲の者が結句どうにか始末をつけてくれるだろうと...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...この結句はまた「苔蒸しにけり」といつても落着くのである...
長塚節 「竹の里人〔三〕」
...結句で「練るは誰が子ぞ」の「練るは」と曲折を付けてあるから据はりがいゝのだ...
長塚節 「竹の里人〔三〕」
...結句迷惑(まごつき)の種を蒔くようなもの...
二葉亭四迷 「小説総論」
...さて結句の「土を蘭を」といふ言ひかたは...
正岡子規 「病牀六尺」
...次に「梅かをる朝」といふ結句(けっく)は一句としての言ひ現はし方も面白からず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...中川家の客席は人少くして淋しけれども広海子爵は結句他人を交えぬがよしと心窃(ひそ)かに悦ぶ所あり...
村井弦斎 「食道楽」
...結句の言ふ所は蘭軒の脚疾ではなくて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又結句の註に、「主人近日有城中卜居之挙」の語がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...結句きゅうくつな上屋敷よりも...
吉川英治 「江戸三国志」
...結句(けっく)おれも気楽にお仲間入りができるというもの...
吉川英治 「江戸三国志」
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