「絃歌」の意味
琴や三味線の音と歌
「絃歌」の例文(場面別)
- 伝統芸能能楽堂では、絃歌と舞が一体となった優雅な舞台が繰り広げられた。
- 文学彼の詩には、絃歌のような美しいリズムが感じられる。
- 日常会話昨日のコンサートでは、絃歌が会場を包み込み、感動的な時間を過ごせた。
小説での「絃歌」の使い方
...私は三千里の外にゐて日本流の絃歌に対するあこがれに堪へなかつた...
阿部次郎 「帰来」
...(絃歌に先だちて十五章の讀誦あり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...絃歌の音がさんざめき...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...思切って海の方へ突出(つきだ)して建てた大新地(おおしんち)小新地(こしんち)の楼閣に早くも燦(きらめ)き初(そ)める燈火(ともしび)の光と湧起る絃歌(げんか)の声...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...因(ちなみ)にしるす南岳が四谷の旧居は荒木町絃歌(げんか)の地と接し今岡田とかよべる酒楼の立てるところなり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...平生通り絃歌して輟(や)まない...
中島敦 「弟子」
...それでも絃歌(げんか)の響や猪牙(ちよき)を漕(こ)がせる水音が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...水面を圧する絃歌と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さすがに絃歌(げんか)の聲は絶えて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ絃歌(げんか)の聲が盛り上がつてゐるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恰も陸地に異ならず絃歌皷吹は耳やかましく...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...絃歌耳を聾する如し...
羽田亨 「聚樂廻り」
...色廓(くるわ)はつい程近く絃歌は夜々に浮き立ちて其処此処(そこここ)の茶屋小屋よりお春招べとの客も降るほどなれど...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...矧(まし)てや絃歌(げんか)の響などは起らなかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...料理茶屋からは絃歌(げんか)の声も聞えて来て...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...世間は宵(よい)の絃歌(げんか)さわぎで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...木曾ぶしの絃歌が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ばったりと絃歌(げんか)の音(ね)もやんでしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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