「終に」の意味
最後に
小説での「終に」の使い方
...終には幾十幾百幾千の事が皆一時に持上る...
石川啄木 「病院の窓」
...終にコントに走って爰(ここ)に初めて一道の曙光に接する感があった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...終に破滅すべしと氣づかひて...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...終にその罪跡暴露して...
大町桂月 「鹿島詣」
...終に盜心をおこし...
大町桂月 「鹿島詣」
...螢とぶ木蔭の墓標新しき大螢終に逸せし川邊かな小岩停車場に着きて...
大町桂月 「南洲留魂祠」
...終に戦と云へば人類相互の戦のみを意味する今日の有様までに進み来つたのであらう...
丘浅次郎 「人類の将来」
...校長はじめ一人として其美しい勇ましい臨終に感激せぬ者は無かった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...終に何者も居ない...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...終に落城して藩主は肥後へ落ち行かれた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...渦巻第八回の終に云ふ...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...念仏すれば臨終に来迎(らいごう)すという事を...
中里介山 「法然行伝」
...道は終にまったくカレに押落されて行くべくもない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...終に革命変乱に至て窮まり...
蜷川新 「天皇」
...終に打殺さん也と威(おど)したところ...
長谷川時雨 「春宵戲語」
......
原民喜 「魔のひととき」
...シャクルトンは最終になった第三回(第四回)の探検に...
久生十蘭 「南極記」
...ロボーは泣きながらブランカの匂いをさがして来て終にそのワナにかかります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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