「終い」の意味
物事の終わり
小説での「終い」の使い方
...」お常はお終いの一文句が自分にあてつけられたものと思って鋭く言いかえした...
犬田卯 「米」
...あんな人に附き纏われちゃあお終いですからね...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...始終いつもそれを綺麗に掃除しておかねばならない...
高神覚昇 「般若心経講義」
...終いには洲崎(すさき)の引手茶屋へ問い合わしてみると...
徳田秋声 「足迹」
...それこそお終いだぞ...
徳田秋声 「黴」
...終いには腰の立たない体をベッドから跳(は)ね出して...
徳田秋声 「黴」
...とかくお終いは芸者が背負(しょ)いこみがちのものよ...
徳田秋声 「縮図」
...頭から終いまですべてこれカンの働きに始り終るものとし...
長谷川伸 「カン」
...そして一等お終いに...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...これでお終いたアあンまり馬鹿にしているよ...
久生十蘭 「魔都」
...ご覧の通り解散を命じられましたから残念ながら「唄う鶴の会」はこれでお終い...
久生十蘭 「魔都」
...羅府の若い男の人に売って終いましたよ」と言う...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...終いには人畜を害(そこ)ねなければ溜飲が下らなくなってしまうという始末の悪い迷信的潔癖性に富んでいた...
牧野信一 「ゼーロン」
...そのために世界的に有名になれず終いでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...そして、終いに「貴女は、よくお出来になり、何でもよく物が分ってお出でなのですから、決して政子さんが辛いような事はなさらないでしょうね...
宮本百合子 「いとこ同志」
...正直のところを云うと筆者は最初から終いまでお能というものに興味を持っていなかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...私も軽部が怒れば怒るほど自分のつまらなさを計っているような気がして来て終いには自分の感情の置き場がなくなって来始め...
横光利一 「機械」
...学校の休暇が今日でお終いになるからといって...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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