...一方では累計百五十万ポンド(千五百万円)という巨富と...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...何の嬰累(えいるゐ)想(けさう)有らん...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...意識的な反抗的な好色――かういふものがその素質と官能との純真を累ひして...
阿部次郎 「帰来」
...貧は諸道の妨なりといふ俚諺は若冠の頃より係累多く絶えず窮鬼と戦ひつゝありし余の痛切に体験したる所にして...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...『……(完美の詩人は)係累が無い...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...一九三六年度の出版界に就いての興味ある観点だろう(私個人の関心が累して遺漏と偏局とがあったと思う...
戸坂潤 「読書法」
...彼の四十何年の生涯が累積(るいせき)した金と一緒にミチの刺青を楽しむ為にだけ崩されて行くのが当然に感じるのである...
富田常雄 「刺青」
...藤堂家の公文書「累世記事」にも残っているし...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...頭の上には旨(うま)そうな菓物(くだもの)が累々(るいるい)と枝をたわわに結実(な)っている...
夏目漱石 「虞美人草」
...時には武家累代の重宝と称せらるる掛物が...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...実に幾何学的あるいは累積的な比率の増加だったろう...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...儂が新聞広告で係累(けいるい)のない人間を求めたのはそうした理由だよ」「すぐ其場から...
松本泰 「日蔭の街」
...かつて予が『太陽』に載せた猫一疋より大富となった次第また『宇治拾遺』の藁一筋虻(あぶ)一疋から大家の主人に出世した物語なども逓累譚を基として組み上げた物だ...
南方熊楠 「十二支考」
...累卵(るいらん)のごときものがある...
吉川英治 「三国志」
...この秀吉(ひでよし)のまえにも多難な嶮山(けんざん)が累々(るいるい)とそびえている」「ましてやおさない伊那丸(いなまる)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...隠密を匿(かくま)いだてした連累(れんるい)となると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世々(よよ)累代(るいだい)にわたっても)卜幽(ぼくゆう)も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...大きな負債を累積した国は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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