...素直にうなずいた...
芥川龍之介 「偸盗」
...子供は素直に出て行ってしまう...
芥川龍之介 「誘惑」
...素直に大部屋に入って行った...
梅崎春生 「凡人凡語」
...素直に貰つて呉れたところで...
薄田泣菫 「茶話」
...夜八時の消灯から素直に眠りにはいられた翌朝は...
鷹野つぎ 「窓」
...と私は素直に喜んでいた...
太宰治 「善蔵を思う」
...芹川さんもまた、ずいぶん素直に、私の言うこと全部を支持して下さるので、勢い主人と家来みたいな形になってしまうのでした...
太宰治 「誰も知らぬ」
...あなたなぜあたしの持って来たものを素直(すなお)にお取りにならないんです」「素直にも義剛(ぎごわ)にも...
夏目漱石 「明暗」
...素直に此屋敷を引揚げようと言うのです...
野村胡堂 「死の予告」
...なかなか素直に言う事を聞きません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丑松は素直に、お秋を付け廻したことも、木更津へ行ったことにして、お徳の鋭鋒(えいほう)を避け、実はお秋を誘い出しにかかったことも白状しましたが、お徳を殺したことはどうしても言わず、それに証拠は一つもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...素直に歸らう」「危ない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...素直に聞いちや居られねえ」「死ななきやならないわけがございます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こゝへお出で……」球江は素直に扇風機を蚊帳の方へ向けて眞鍋のベッドへ行つた...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...てれ臭くて素直にやれないのだと見てとった...
久生十蘭 「春雪」
...「やはりおぬしに行って貰(もら)わにゃなるまい」玉目三郎は素直にうなずいていた...
本庄陸男 「石狩川」
...元より、そんなことは、百も二百もお蝶は承知しておりますが、前に、口から出まかせな口実を言った手前もあるので、素直に俯向いて、聞くだけのことを聞くよりほかにない...
吉川英治 「江戸三国志」
...文句通り素直に解するに何のさまたげがあろう...
和辻哲郎 「孔子」
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