...準備にばかりも十カ月かかるそうだ』『お産をすると同(おんな)じだね』『その俳優(やくしゃ)というのが又素的(すてき)だ...
石川啄木 「火星の芝居」
...時々素的な奴を書出すんですから...
石川啄木 「病院の窓」
...離室の茶席、とても素的だぜ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...「どうも素的(すてき)な香だ...
薄田泣菫 「茶話」
...何(ど)うも素的なものをいてるね...
薄田泣菫 「茶話」
...こいつは素的だ――』『好い色でせう?』『本当だ……』正夫は袖子の手からそれを取つて見たが...
田山録弥 「磯清水」
...実践の最も要素的な形態に他ならず...
戸坂潤 「科学論」
...要素的なものからより高次のものへ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...物理学は要素的・基本的・な自然科学であればこそ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...夫が要素的・基本的・である所以であった...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...その実例は話される方御自身の経験でなければならないことは申すまでもありません」「素的だ...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...マーラーのシンフォニーって素的ね...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...神楽坂も今日は素的に楽しい街になって...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...「踊つて何も彼も忘れてゐる気持つて素的だと思はない...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...――「うちの二階は、そりやア素的よ...
牧野信一 「鏡地獄」
...また階下(した)の六畳を素的に拵へるから好いさ……」「賢ちやん見たいな人がゐると...
牧野信一 「鏡地獄」
...その素的(すてき)な眺望にも増して...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
...「素的(すてき)だ...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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