...大声に云って「素浪人」と...
直木三十五 「南国太平記」
...小太郎は、一足踏み出したが、すぐ(たわけた――)と、思い直して、歩もうとすると「馬鹿野郎っ、素浪人の、痩浪人、口惜しかったら出て来いっ」二人の職人は、腕捲りをして入口まで出て来た...
直木三十五 「南国太平記」
...「素浪人分際の女として...
直木三十五 「南国太平記」
...天下素浪人の新撰組に於ては...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲浜が藩の忌諱(きい)にふれて素浪人になったのは嘉永五年でこの年長女竹子についで長男繁太郎が生れ...
服部之総 「志士と経済」
...されば上方からの素浪人のみならず小笠原長時の如き名將も...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...供の者が何か御無礼いたした様子、お腹も立ちましょうが、御堪忍(ごかんにん)あそばして、許してやって下さいませ」と、丁寧(ていねい)に挨拶(あいさつ)する雪之丞の、たわやかな姿を、素浪人は、かっと見開いた、毒々しい目でぐっと睨(ね)め下ろした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...つがもねえ素浪人が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この天涯の素浪人...
夢野久作 「爆弾太平記」
...「素浪人――ッ」霹靂(へきれき)の一声を鞍壺の上から浴びせかけた...
吉川英治 「剣難女難」
...「素浪人ッ」と斬りつけてきた...
吉川英治 「剣難女難」
...あの素浪人のしどろもどろの態(ざま)はどうだ」覚明の後ろに控えていた二人の弟子山伏は...
吉川英治 「剣難女難」
...今では江戸家老と只の素浪人...
吉川英治 「剣難女難」
...たかの知れた素浪人...
吉川英治 「三国志」
...なんの手づるとてない素浪人...
吉川英治 「三国志」
...あの鼻の先のひん曲った色の黒い素浪人だ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...やったなっ」「どこの素浪人」これはもう太郎付の役であると否とにかかわらず...
吉川英治 「宮本武蔵」
...おのれ如き素浪人に...
吉川英治 「無宿人国記」
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