...日本にては山姥(やまうば)鬼婆(おにばば)共に純然たるウイツチならず...
芥川龍之介 「骨董羹」
...その筆致が如何に純然たる日本風であるかに注意せられたい...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...純然たる自由主義の宗旨なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ついには純然たる一神教とまでなったのである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...つまり之を純然たる技術自体と見ることだ...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...併し元来軍部団は純然たる精神主義であることは出来ない理由を有っている...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...之れを名くるに一種の聯立内閣たるを以てすされど現内閣をして純然たる大隈内閣たらしむると否とは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...又桂子の純然たる山縣系統として閣下の屬僚と親密の關係あるを知るものは此の一侯一子が文相更迭問題に付て閣議分裂したる際にも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是れ純然たる伊藤侯の門下生なれば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...純然たる国粋的戯作(げさく)風のものであったが...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この純然たる弁証家ふうのやり口...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一見したところでは純然たるヤンキーとしか思われませぬ...
夢野久作 「暗黒公使」
...純然たる第一種の職業婦人に見える女性でも...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...純然たる武門同士の協約であった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...単にただ純然たる宗教であったならば...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
...しかしそれは純然たる取引であって...
和辻哲郎 「鎖国」
...純然たる幇間である...
和辻哲郎 「創作の心理について」
...純然たる日本的のものと認められなくてはならぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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