...「小袖を着る」:着物の一種であり、紋所が子袖と同様に小さいため「小袖を着る」と表現する...
...夏暖簾(なつのれん)垂れて静(しずか)に紋所(もんどころ)五月十三日 銀座探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...昔はやはり紋所と云ふものは立派な武士でなければ付けなかつたのです...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...当時の丹絵漆絵紅絵を蒐集(しゅうしゅう)しこれら古代俳優の舞台姿をば衣裳(いしょう)の紋所(もんどころ)によりて考証穿鑿(せんさく)するは吾(われ)ら好事家(こうずか)に取りて今なほ無上の娯楽たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...石畳の模様に同の字の紋所染めたる暖簾(のれん)のかげには梳櫛(すきぐし)すき油など並びたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...流行としては紋所(もんどころ)縞柄(しまがら)染模様(そめもよう)の類なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...俗に高崎扇という三ツ扇の紋所であるべきはずのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...提灯に描かれた蛇(じゃ)の目と桔梗(ききょう)の比翼に置かれた紋所でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...旦那」「フ――ム」「紋所は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...秋葉の親分の見込みは?」「曲者は紋所はわからないが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...南部樣の御藩中で、二十年前に浪人した、抱(だ)き茗荷(めうが)の紋所は、大竹孫右衞門とわかつたよ」「浪人したわけは?」「その大竹孫右衞門は惡い野郎で、散々惡いことをした揚句、御金藏に大穴をあけ、番頭(ばんがしら)の宇佐美左内に腹を切らせて退轉し、江戸の町の中に隱れて、大金儲けをしてゐるわけだ」「それが鍵屋の金右衞門に間違ひはあるまいね」「武藝も相當、押しの強い男で、抱き茗荷の紋所、間違ひはないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ある者は紋所の類似をあげ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...名札と紋所(もんどころ)とを引き比べて「あなたが何さんですな」と言い当てたということである...
柳田國男 「名字の話」
...紋所の詮議(せんぎ)の最もやかましかったのは...
柳田國男 「名字の話」
...単に紋所に止(とど)まらず...
柳田國男 「名字の話」
...祖母が手廻りの品を入れるために持っていたただ一つの提灯箱(ちょうちんばこ)についていた紋所は...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...その亡骸(なきがら)の紋所から友川様の御次男という事が判明(わか)りました...
夢野久作 「斬られたさに」
...紋所が違っていやしなかったろうか」といったのは...
吉川英治 「江戸三国志」
...純忠は陣羽織にエズスと十字架の紋所をつけ...
和辻哲郎 「鎖国」
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