「紋」の意味
模様や記号
「紋」の例文(場面別)
- 伝統文化この茶碗の「紋」は家紋として代々受け継がれてきたものです。
- ファッション新作の着物には現代風にアレンジされた波紋が施されています。
- 生物学蝶の羽の眼状紋は捕食者を威嚇する役割があると考えられています。
小説での「紋」の使い方
...白墨(チヨオク)の粉に汚れた木綿の紋付に...
石川啄木 「足跡」
...霰小紋(あられこもん)の初袷(はつあわせ)を裾短かに着て...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...―――葡萄紫(えびむらさき)に雪持ちの梅と椿(つばき)の模様のある小紋を着て...
谷崎潤一郎 「細雪」
...浮紋とは土器の面上に他の土塊を添へて作りたるものの謂なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...小紋錦紗のすらりとした姿で...
豊島与志雄 「変る」
...御前は黒紋付だろう...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...指紋までも同じものだろうか――卓二は恐ろしい疑問に悩まされました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...御待ち下さいまし」身を翻(かえ)すとお紋は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...飛んだところをお目にかけて」内儀のお紋は鼻白んで急に小さくなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んにも知らずにをりました」「寢た時刻は」「お紋さんは風邪の氣味で一番早く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二十歳になって安部が襲爵した朝、それだけは手放さなかった先考(せんこう)の華族大礼服を着こみ、掛けるものがないのでお飯櫃(はち)に腰をかけ、「一ノ谷」の義経のようになって鯱(しゃち)こばっていると、そのころ、もう眼が見えなくなっていた母堂が病床から這いだしてきて、桐の紋章を撫で、ズボンの金筋にさわり、「とうとうあなたも従五位になられました」と喜んで死んだ...
久生十蘭 「予言」
...縁に鶴丸(つるまる)の小紋を散らした備後畳が敷いてあった...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...教区寺のオルガンの楽鍵ごとにその端に伯家の紋章豕を鐫(え)りあるからと釈いた(今年一月十三日の『ノーツ・エンド・キーリス』三四頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...そよ風はムルデの河づらに細紋をえがき...
森鴎外 「文づかい」
...衣紋(えもん)のゆがみを正してやると...
吉川英治 「私本太平記」
...一方の帳(とばり)には黒く染(そ)めぬいた葵(あおい)の紋印(もんじるし)が大きく風をはらんでいる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...紋太夫どの、あなたの悔いは、それでは意味がありますまい」「や...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...波紋の渦がうごいていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
