...衣紋(えもん)を寛(ゆる)く紺絣(こんがすり)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...その指紋の現われ方です...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その上に衣紋瀧あり...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...だからこの指紋が大切なのです...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...色のさめた古い衣裳の仕立方(したてかた)と、紋の大きさ、縞柄、染模様などは、鋭い樟脳の匂ひと共に、自分に取つては年毎にいよ/\なつかしく、過ぎ去つた時代の風俗と流行とを語つて聞(きか)せる...
永井荷風 「虫干」
...笠も、合羽もつけないで、黒い紋附に、旅装い甲斐甲斐しい宇津木兵馬の立ち姿が、秋草の乱れた中に立ち尽していることだけは、間違いなく認められたものですから、福松は我を忘れて呼びかけようとして躊躇しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...菊桐の御紋章の提灯を提(さ)げていたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...羊羹色の借着の紋付を着たまま...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...お紋の異常な美しさも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お紋の初七日の法事が濟んだ翌る日の晝頃...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...或る称呼称号を戴き紋章の上に或る特別の印をつける特権...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...訳もなく紋服姿の父を悪い人だと思った...
矢田津世子 「女心拾遺」
...のた打ちまわる波紋の中に漂っていた...
夢野久作 「爆弾太平記」
...せいぜいが小紋(こもん)か霰(あられ)ぐらい...
吉川英治 「新書太閤記」
...桐のとうの御紋あり...
吉川英治 「新書太閤記」
...刃もののように衣紋(えもん)のよく立っている真新しい法衣(ころも)を着...
吉川英治 「親鸞」
...白い光の紋流(もんりゅう)は五(ぐ)の目(め)みだれに美しく沸(に)えあがって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...藤井紋太夫の忌避(きひ)にふれては...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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