...懇意も糸瓜(へちま)もねいや...
伊藤左千夫 「春の潮」
...君が家の軒の糸瓜は今日の雨に臍腐れしや或はいまだ笹の根の土乾き居る秋日かな歌と句を並べ...
小穴隆一 「二つの繪」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...・山頭火には其中庵がよい雑草の花・糸瓜伸びたいだけのぼつたりさがつたりして花つけた・風はうらから風鈴の音もつゝましく・仏前しづかに蝶々きてとまる・もどつてきたぞ赤蛙・ひえ/″\として夜明ける風鈴のなる・なにかつかみたい糸瓜の蔓で朝の風ふく・草のすゞしさは雀もきてあそぶ八月一日ねた...
種田山頭火 「行乞記」
...萩がちつたり虫がないたり峠くだればゆふべの牛が鳴いてゐる・夕立晴れるより山蟹のきてあそぶかな長屋あかるく灯して疳高いレコードの唄アンテナがあつて糸瓜がぶらさがつて鉄道工事長屋で九月十五日降りさうなが...
種田山頭火 「行乞記」
...六月一日曇、糸瓜を植ゑる、おもての入口に、うらの窓の下に...
種田山頭火 「其中日記」
...がつがつ食べるは豚青田のなかの蓮の華のひらいた・汲みあげた芥がおよげばいもりの子かよ・バケツの水もゆたかにいもりの子はおよぐ・からむものがない糸瓜が糸瓜に・食べる物がない夜中のあぶら虫でやつてきた七月二十日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...……・柿の葉や実やおしみなくふる・みごもつていそがしい虫でまさに秋風・お彼岸花もをはりのいろのきたない雨・ヱスもわたしも腹をへらして高い空△糸瓜(随筆)△犬と遊ぶ(雑文)九月廿五日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...(この比喩(ひゆ)――ことに『糸瓜』ということばが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...糸瓜(へちま)は自分の名誉を売り物にしないって!」彼は両手を宙へさし上げながら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...糸瓜のぬうつとした恰好...
中勘助 「銀の匙」
...子規自身の事を糸瓜仏となづけて居る...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』中篇自序」
...軒の糸瓜(へちま)の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...冬瓜(とうがん)なり糸瓜(へちま)なり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...糸瓜が物を言や、唐茄子(とうなす)が淨瑠璃(じやうるり)を語る」「面白い話てえのはそれかい、八」「混ぜつ返しちやいけませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...糸瓜が髷を結つたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ソレに遠慮会釈も糸瓜(へちま)も要(い)るものか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...恩知らずだの糸瓜(へちま)だのと...
吉川英治 「篝火の女」
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