...登山者の数が増すと共に以前は精々「オンチ」で済んでいたのが...
石川欣一 「可愛い山」
...)精々(せいぜい)が四室(よま)かそこらの家であったが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...精々百人か二百人でしょう...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...精々あでやかにお頼み申しますぜ」「ウフフフフ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...そして精々一座の花形俳優(やくしや)に花を持たすやうに振舞つて欲しい...
薄田泣菫 「茶話」
...精々こっちも放(ほう)つきまわっているんだが...
谷譲次 「踊る地平線」
...仮定されるのが精々だったろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...精々、出世しなくても不平を云わずにおとなしく働けるだけの腹が出来れば、それ以上の必要はないのである...
戸坂潤 「社会時評」
...七兵衞と言ふ年寄臭い名を持つて居るのに、死んだ主人といふのは、精々二十五六、一寸好い男ですが、死體は二た眼とは見られない虐(むご)たらしさです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...千兩箱が三つといふと精々十五六貫ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...精々間數は六つ七つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十九か――精々二十歳(はたち)とも見える...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口こそ達者だが、精々二十七、八の與吉は、さり氣ない調子では、市ヶ谷中に響いた、菊屋の妾お袖の噂は出來なかつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...精々(せいぜい)十六だったのでしょう...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...萬事注意けて精々見舞診察せねば療治は出來ぬものなり...
福澤諭吉 「養生の心得」
...精々二三十円から...
村上浪六 「上方者の啖呵」
...店のものは不精々々に返辞をしている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...北をつたとしても精々三筋しかありませぬ...
柳田國男 「蒼海を望みて思ふ」
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