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李箱 「ひげ――」
...書中自在二千鍾粟一...
市島春城 「読書八境」
...「諸君!」粟屋が一声あげるとドッと哄笑が湧いた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...其度毎(そのたびごと)にゾッとして全身粟起(ぞっき)するを覚えたり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...五月廿一日曇后雨、行程六里、粟野、村尾屋(三〇・中)今にも降りだしさうだけれど休めないやうになつてゐるから出かける、脱肛の出血をおさへつけてあるく...
種田山頭火 「行乞記」
...粟津(あわづ)に来た時は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...粟おこし屋、安物雑貨、バナナと蜜柑としか無い果物屋、何処の三流都市よりも劣った安宿...
直木三十五 「大阪を歩く」
...今この粟粒のごとき山寨一つを...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...江南の懐寧県では、豆、粟、粳米等を炒(い)って室隅に擲(なげう)って鼠に食わしめ、炒雑虫(虫焼き)といい、この晩は鼠の事を一切口外せず、直隷永平府地方では、この夜鼠が集って宴会するから燈火を付けて邪魔しては年中祟らるといい、直隷の元氏県より陜西の高州辺へ掛けては、婦女鼠の妨げをせぬよう皆家を空しゅうして門の方に出づ...
南方熊楠 「十二支考」
...或る晩大風があってほうぼうの大木が倒され畠の粟や稗がみんな吹きこぼれて...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...トタンに横腹がザワザワと粟立(あわだ)って...
夢野久作 「冥土行進曲」
...今日の花は薔薇と菊と雛罌粟と...
横光利一 「寢たらぬ日記」
...「雛罌粟(コクリコ)の盛りの頃には猶(なほ)未(いま)だ一人(ひとり)して故郷(ふるさと)を見に帰るべき心ゆめ持たず候(さふら)ひき...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...乏しい粟(あわ)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...城将の粟田刑部(あわだぎょうぶ)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...粟さえ満足に喰えなかったのが――いまの諸大名や旗本の祖先たちであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...「粟飯(あわめし)も少しあるよ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...塩からい泥鰌(どじょう)、黒い味噌、粟飯...
吉川英治 「宮本武蔵」
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