...粕谷義三氏から毎月十圓づつ送つてくれるやうになり...
石川三四郎 「浪」
...アイノ語學者を以て任ずる人もあるがすべてがバチエラの糟粕(そうはく)を嘗(な)めてゐるものばかりで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...皮粕を入れた笊を斜(ななめ)にしながら一人の男が云った...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...明治四十二年二月二日昔の武蔵野今は東京府下北多摩郡千歳村粕谷の里にて徳冨健次郎識上編一の一上州(じょうしゅう)伊香保千明(いかほちぎら)の三階の障子(しょうじ)開きて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...欧羅巴文明の糟粕(そうはく)かも知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...大豆粕のように青ざめていた...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...登起波(米沢)の牛肉粕漬...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...かの甘粕大尉によつて大杉栄...
正岡容 「大正東京錦絵」
...「六月十三日粕淵駅迄御進相成...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秋田縣の男鹿半島の甘粕の製法は一つの例だが...
柳田國男 「食料名彙」
...今日存する篇什(へんじゅう)はその楽しみの粕(かす)のようなものである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...浦粕じゅうでも指折りの船頭といわれ...
山本周五郎 「青べか物語」
...浦粕時代の私の収入は...
山本周五郎 「青べか物語」
...浦粕一のぶっくれ舟だっけだが」男は次に散髪屋で湯沸し器を買ったことや...
山本周五郎 「青べか物語」
...「浦粕(うらかす)の四丁目(洋食屋)のほうがずっとうめえや」と云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...つまんねえ」私は浦粕へ帰るあいだ...
山本周五郎 「青べか物語」
...「神様が男の粕(かす)から女を作った」の...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その粕は肥料や家畜の飼糧に供せられる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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