...しかしカ焼マグネシアは希硫酸で完全に溶けるほど純粋には得られない...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...愛の純粋なる表現を更に切実に要求する人は...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...しかし此のような戦場の美談を彼は純粋な気持で受け入れることは何となく出来なかった...
梅崎春生 「日の果て」
...離れの小座敷の縁先に二十三四歳ぐらいの色白の粋(いき)な男が...
相馬泰三 「六月」
...純粋の天然物素の神として...
高木敏雄 「比較神話学」
...裸形にされた純粋の偶然というものなのである...
太宰治 「虚構の春」
...その昔にはやはり浪花の粋人のひとりであった古老の述懐...
太宰治 「新釈諸国噺」
...この少年の純粋を学ばなければいけないのかも知れません...
太宰治 「新ハムレット」
...フランス歌曲の粋(すい)だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...純粋の客観主義を標号したことで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...むかしどおりの粋人(キャラント)よ……追放解除になったあと...
久生十蘭 「あなたも私も」
...白粉の香にむせぶ雰囲気中に遊蕩する粋な別天地であったが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...当時の予の嗜好は純粋の理窟の上に美を認めたる者なり...
正岡子規 「俳句の初歩」
...かの唯一の純粋なかんぺきを会得(えとく)するように思った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...国粋保存主義の運動の最も盛んなときであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...あらゆる工芸の粋(すい)をあつめ...
吉川英治 「私本太平記」
...粋肌(いきはだ)なおかみさんで...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...純粋の白蓮もまた冷たすぎ堅すぎておもしろくない...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
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