「米代」の意味
米を代金として使うこと
小説での「米代」の使い方
...米代はどうすると考へると何の成算も無いので...
高濱虚子 「俳諧師」
...あの金は利左の妻子が今夜の米代としてあてにして...
太宰治 「新釈諸国噺」
...和尚さんに返金し、米代を払ひ、一洵老の奥さんに返金し、麦を買ふ、それから二三杯あほる、すつかり酔つた、酔つたことは酔つたが、酔ひつぶれはしなかつた...
種田山頭火 「一草庵日記」
...そして行乞によつて米代を...
種田山頭火 「行乞記」
...米代が浮いたので...
種田山頭火 「其中日記」
...さつそく街へ出かけて買物――二十銭 ハガキ切手三十銭 酒三合三十二銭 なでしこ十銭 鯖一尾二十銭 茶八銭 味噌十八銭 イリコ財布にはまだ米代が残してある...
種田山頭火 「其中日記」
...――米代も油代も炭代も煙草代もみんな飲んでしまつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...愚痴をならべて主人から米代若干借ることが出来た...
種田山頭火 「其中日記」
...そして米代と炭代とを頂戴する...
種田山頭火 「其中日記」
...酒代どころか米代もなくなつた! 金持にならうとはもうとう思はない...
種田山頭火 「松山日記」
...藤君居に寄つて米代返金...
種田山頭火 「松山日記」
...やっと米代だけだよ...
徳田秋声 「縮図」
...その時は米代ぐらいは立て引いてやる...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「さては米代を飲んぢまやがつたな」と腹の中で云つて...
葉山嘉樹 「氷雨」
...漢語にはあらず)銭乏しかりける時米の泉なほたらずけり歌をよみ文をつくりて売りありけども彼が米代を儲(もう)け出す方法はこの歌によりてやや推すべし...
正岡子規 「曙覧の歌」
...帯と云ふ帯は皆売払つて米代に為(し)て...
與謝野寛 「執達吏」
...明日の米代としている小銭を悲しげに数えた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...米代もつづかないのだ...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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